中3生へのアドバイス(9月)

秋からは、記述力にさらなる磨きを!

例年、埼玉県公立入試では、国語「課題作文」、数学「証明問題」、英語「英作文」など、自分の考えを文章にまとめて答える問題が出題されているよ。社会や理科でも「~の特色を書きなさい」「~の理由を説明しなさい」といった問題が出ているんだ。 これらの記述問題は、1問あたりの配点も高めで、志望校合格をつかみ取るためには避けては通れない…! 受験生生活も後半戦に入る秋からは、記述力にさらなる磨きをかけていこう!

記述力に磨きをかけるコツ

■文章でまとめる問題にたくさん挑む!

北辰テストでは、埼玉県公立入試の定番問題を毎回出題しているよ。北辰テストや『北辰のかこもん』、また過去の入試問題を活用して、文章にまとめる問題を解いて解いて解きまくろう。
解いたあとはきちんと答え合わせをして、解答の要点がおさえられているか確認すること! できれば、学校・塾の先生や保護者の方、年上のきょうだいなど、自分以外の第三者に採点してもらおう。また、模範解答例は読むだけでなく書き写してみると、語彙を増やせたり、“書き方のパターン”をつかめたりするからオススメだよ。

■長文や資料のなかの言葉を、借りてまとめる!

長文や資料から読み取った内容を記述するような問題の場合、いきなり自分の言葉で書こうとせず、まずは、長文や資料のなかで重要だと思うところにマルをつけてみよう。要点をしっかりおさえてから、マルをつけた言葉や、その周辺の言葉を使ってまとめると、スムーズにいくことが多いよ。
また、解答欄に書く前には、「一番大事な内容はなにか」「どういう流れで書くか」をしっかり考えよう。問題用紙の空いているところにメモをとりながら考えると、情報を整理しやすく、解答をまとめやすくなるよ。

■日ごろから文章にまとめる練習をする!

「読んだ本のあらすじをまとめる」「勉強したことを説明する」「好きな〇〇について、好きになった理由やきっかけを簡潔にまとめる」、これらはすべて記述力アップにおすすめの方法。だれかに説明するつもりで書くと、より簡潔にまとめようと意識するから、力がつきやすいよ。

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