中3生へのアドバイス(4月)
埼玉県公立入試への備え、そして志望校探しの始め方について
県公立入試情報をチェックしよう!
中3生は、いよいよ自分の番として「受験」を意識し始める時期だね。ところでキミは、1つ上の先輩たちが挑んだ2023年度県公立入試のこと、チェックしてみた? まだ……という人はココで要点を確認しよう。
■入試状況:全体のおよそ63%が県公立高校に志願!
2023年度の県公立入試の受験者数は39,883人(全日制)。昨年度県内在籍の中3生は62,970人※(県発表の資料より)だったから、全体のおよそ63%が県公立入試に挑んだことになる! 県のホームページでは、受験者数はもちろん、高校別に競争率等も公表しているから、チェックしておこう。
※義務教育学校9学年および中等教育学校3学年の生徒数を含む。
■入試問題:中1・中2範囲からの出題も多い!
中3で学習する内容だけが出題されるんじゃないんだ。これまでの学習で理解不足のまま放置している単元はない? 受験対策として、早めに中1・中2範囲を復習して、苦手を退治しておくことが大事だね。
※一部の高校では、数学・英語で学校選択問題を導入しているよ。キミたちが挑む2024年度県公立入試の情報は、県のホームページで随時公表されるから、しっかりチェックしてね!
志望校探しも今からスタート!
埼玉県内にはどれくらいの数の高校があると思う? 正解は私立と県公立を合わせて約200校! こんなにたくさんの中から自分にピッタリの高校を見つけるのってちょっと大変だよね。
そこで、まずは「自分が好きなことで、高校で学びたいことは何か」をじっくり考えてみよう。例えば、「パソコンが好きだから、情報系の学校でシステムについて詳しく学びたい」とか、「理数系の科目に興味があるから、実習を多く行う学校や、施設・設備の充実している学校で勉強したい」など、どんなことでもOK。
もし思い浮かばなければ、今、中学校生活で頑張っていることを考えてみよう。「部活でサッカーを頑張っているから、高校ではサッカーの強豪校に入ってもっとうまくなりたい」とか身近な夢を描いてみるんだ。理想の高校生活が見えてくれば、高校を選ぶポイントがはっきりしてくるよ。
それから、気になる高校には足を運んで、実際に自分の目で確かめてみることも大事! また、学校紹介の動画を配信しているところもあるから、高校のホームページをチェックしてみよう。
■志望校探しにはこれもオススメ!
3月~9月テストで初回申し込み時にもらえる『北辰テストで目指す志望校がわかる冊子(前期版)』には、「埼玉県内高校MAP」を掲載! “家から通える範囲にどんな学校がある?” がひと目でわかるよ♪